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更新日:2018/04/16

無から7,000億円が生み出されるビットコイン・キャッシュの不思議

無から7,000億円が生み出されるビットコインキャッシュの不思議

2017年8月1日午後10時にビットコイン・キャッシュが誕生し、ビットコインは2つに分裂しました。

 

ビットコイン・キャッシュの誕生直後の時価総額は約7,000億円なので、ビットコインの分裂によって、突然7,000億円の価値が出現しました。これは、全く、不思議としか言いようがありません。

 

ビットコイン・キャッシュは、ビットコインのコピーで生まれる

2017年8月にビットコインは、ビットコインとビットコイン・キャッシュの2つに分裂しました。この分裂によって、2017年8月1日時点での、ビットコイン保有者に対して、

 

その保有するビットコインと同数のビットコイン・キャッシュが無料で割り当てられました。

 

ビットコインの通貨単位はBTCで、ビットコイン・キャッシュの通貨単位はBBCですが、2017年8月1日時点で、100BTCのビットコインを保有していた者に対しては、

 

100BBCが、1,000BTCのビットコインを保有したいた者には、1,000BBCが、それぞれ無料で割り当てられました。

 

無料で割り当てるといっても、ビットコインには現金のように紙や金属といった物理的な実体がありませんから、実際には、ビットコイナーに、ビットコイン・キャッシュへのアクセスキーが無料で発行されました。

 

2017年8月時点でのビットコイナ―は、無料で保有するビットコインと同数のビットコイン・キャッシュを手に入れたわけですから、ビットコインの分裂によって、棚ぼた式の利益を上げたことになります。

ビットコインの取引記録のコピーで7,000億円の価値が出現

ビットコイン・キャッシュは、ビットコインの取引記録から分枝することで生まれました。簡単に言うと、ビットコイン・キャッシュは、ビットコイン取引記録をコピーして生まれたようなものです。

 

だから、2017年8月1日時点でのビットコイン保有者に対して、保有するビットコインと同数のビットコイン・キャッシュが付与されるのです。

 

ちなみに、ビットコイン・キャッシュのウオレット・アプリは、ビットコインのそれと共通なものになっています。

 

ビットコイン・キャッシュは、2017年8月3日現在、各種のビットコイン取引所で取引が可能で、きちんと、価格も付いています。その価格によって、ビットコイン・キャッシュの時価総額を計算すると、約7,000 億円となります。

 

ビットコイン・キャッシュは、ビットコインの取引記録をコピーすることで生まれましたから、言い換えると、ビットコインのプログラムをいじっただけで、全く何もない状態から、

 

突然、7,000億円の価値が生み出されたことになります。これは、全く驚くべきことと言わざるを得ません。

 

(詳細は⇒https://bitcoiner.link/2822.html

仮想通貨の分裂が連鎖すると、仮想通貨は危機に陥る

1つの仮想通貨が完全に2つに分裂のことを「ハードフォーク」といいます。今回、ビットコインのハードフォークにより、プログラムをいじっただけで7,000億円の価値が生み出されたことになります。

 

仮に、ビットコイン・キャッシュが今後もこの時価総額7,000億円の価値を維持し続けたとすると、プログラムをいじっただけで大金が手に入るということで、第2、第3の「ハードフォーク」が起こるかもしれません。

 

そうなると、本来は創設時のプログラムによって発行量の上限が設けられていたビットコインが、実質的には、無制限で供給されることになります。

 

現実の通貨において、政府が紙幣を過剰に印刷して発行すれば、インフレーション(通貨価値の下落)が起こって問題となるのと同様に、仮想通貨の世界でも

 

似たような状況となり、仮想通貨の大きなメリットが失われてしまうことになります。

 

今回のビットコインのハードフォークは、ビットコイン取引量の増大に対応するため、処理速度を向上させる規格変更をきっかけとして、行われました。

 

よって、儲けを目的としたものではなく、たまたま、偶然に7,000億円の価値が生み出されたにすぎません。

 

しかし、今回の「ハードフォーク」が成功し、全く無の状態から大金が突然生み出されると、その大金を目的にわざと「ハードフォーク」を引き起こそうとするグループが出てくるかもしれません

 

そうすると、ビットコインにインフレーションが起こり、ビットコインの信頼性は大きく失われることになります。

ビットコインへの需要の高さが、分裂による通貨価値の下落を防ぐ

今回のビットコイン・キャッシュは、ビットコインの取引記録をコピーして、2017年8月時点でのビットコイン保有者にビットコイン1に対して1の比率で、ビットコイン・キャッシュを割り当てました。

 

例えていえば、ビットコインをコピーして、ビットコインの発行量を2倍にしたような感じになります。

 

普通、通貨の発行量を2倍にすれば、通貨価値が下落し、1単位の通貨で購入できる財やサービスの量が減ります。

 

しかし、ビットコインの場合、ビットコイン・キャッシュが誕生しても、通貨価値はほとんど変わりませんでしたし、新たに登場したビットコイン・キャッシュも、公開直後から、

 

1BCC(BBCはビットコイン・キャッシュの単位)=80,000円、時価総額で1兆5千億円の水準を達成しました。
(詳細は⇒http://btcnews.jp/srsafmbm12038/

 

ビットコインキャッシュの誕生によって、ビットコインの流通量は増えても、ビットコインとビットコイン・キャッシュを合わせた時価総額はそれほど下がらず、

 

発行量が急増すると、通貨価値が下落するという今までの常識は、ビットコインには当てはまらないことになります。

 

ビットコインは、今後もますます価値を増加させ、将来的には、1BTC=100万円、あるいは1,000万円を超えると予測する方もいらっしゃいます。

 

それほど、ビットコインに対する需要は多く、将来的にも、それが増加していきます。そのような状況下では、急に発行量が増加しても、通貨価値はそれほど下がりません。

 

今回のビットコインの分裂は、このことを反映したものと考えられます。
(詳細は⇒http://bittimes.net/news/20170114.html

ビットコインの分裂は、ビットコインの開発段階では想定外のこと

ビットコインは、マイニングに対する報酬を逓減させていくことによって、最終的には2,100万BTCで発行が止まるように、設立当初のプログラムによって規定されています。

 

しかし、今回、ビットコイン・キャッシュが誕生したことは、ビットコインとビットコイン・キャッシュとして、種類は異なりますが、一定の時点で、ビットコインの発行総量が突然2倍になったことを意味します。

 

2017年6月の時点でのビットコインの発行総量は約1,600万BTCと言われていますから、それが突然3,200万に増加したことになります。

 

ビットコインとビットコイン・キャッシュは、もちろん種類は異なりますが、ビットコイン・キャッシュは、ビットコインの取引記録をコピーして生まれましたから、この2つのアルトコインは、兄弟のようなものです。

 

取引記録をコピーして、流通しているビットコインと全く同数の兄弟コインを生み出すというのは、驚愕の方法です。

 

ビットコインとビットコイン・キャッシュは、もちろん種類が異なりますので、ビットコインの発行上限が2,100万BTCであることに変更はありませんが、1,600万単位以上の兄弟コインが突然生まれたことで、

 

これが今後、ビットコインの将来にどのような影響を与えていくかは、興味深いところです。

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