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更新日:2018/01/05

ビットコインとリップルの違いについて〜まとめ〜

リップルとは

リップルとは

リップルとは、2004年にカナダのプログラマー・ライアン・フッカーによって創設されたデジタル通貨です。リップルも、ビットコインと同様にインターネット上の取引記録のデータのみとして存在します。

 

リップルには、デジタル通貨の機能のうち、決済機能と送金機能に特化している通貨である点に、大きな特徴があります。

リップルの運営者は誰か

1万円札や百円玉等の通貨であれば、その管理者(運営者)は中央銀行(日本政府)です。また、デジタル通貨であるビットコインには、政府や会社等の運営者は存在しません。

 

一方、リップルは、Ripple.Incという会社によって運営されています

リップルの特徴について

リップルの単位はXRPで、1XRPは、2016年11月現在で約2.22円です。リップルの創業者はカナダのプログラマー、ライアン・フッガーで、それを発展させたのが、アメリカの有名なプログラマー、ジェド・マケーレブです。

 

ちなみに、ジェド・マケーレブは、ビットコインの創設者、ナカモト・サトシではないかと噂されるほど、この業界での実力者です。リップルがスタートしたのは2004年です。リップルの発行上限は1,000億XRPです。

 

なお、1,000億XPRのリップルは、既に作成されて、インターネット上に存在しています。リップルは、通貨の機能のうち、送金・決済機能に重点に置かれており、主に銀行間の送金取引に利用されることを想定して作られています。
リップルが有名になったのは2014年1月時点で時価総額世界第3位の大企業、グーグル社がリップルに出資を行ってからです。

リップルとビットコインの違いについて

まず、ビットコインは、通貨の特定の機能を強化することを意図して作成されたデジタル通貨でないのに対して、リップルは、通貨の決済・送金機能を強化する意図で作成されやデジタル通貨です。

 

よって、ビットコインは、決済、蓄財、送金、投機等、あらゆる目的で使うことができますが、リップルの主な使用目的は送金や決済に限定されてきます。また、ビットコインのユーザーは様々な方々で構成されていますが、リップルのユーザーは主に金融機関によって構成されています。

 

さらに、ビットコインは、マイにニングによって発行量が0から始まって少しづつ増加して、最終的には2,100万BTC(BTCはビットコインの単位)が発行された段階で新規発行が止まるように設計されています。

 

一方、リップルは、最初からリップル社が発行上限である1,000億リップルを作成し、インターネット上に流通させています。そして、ビットコインの創設者たちは、はっきりわかっていません。

 

一応、ナカモト・サトシを名乗る人物とそれに賛同したプログラマーたちがビットコインを創設したことになっていますが、ナカモト・サトシを名乗る人物の実在が確認されていりません。

 

一方、リップルは、ライアン・フッガーが考案し、ジェド・マケーレブが発展させたと、その創設者がはっきりしています。

 

次に、通貨価値についてですが、ビットコインが1BTC=約84,000円(2016年11月現在)であるのに対して、リップルが1XRP=約2.22円(2016年11月現在)となっています。

 

時価総額でいると、ビットコインが約1兆1,800億円(2016年11月現在)、リップルが約2,220億円なので、市場規模はビットコインの方がかなり大きいことになります。

リップルを使うメリットについて

リップルは、過去のリップルの取引データに新規のリップルの取引データを繋ぐ作業について、その検証作業(データが正しく繋がっているかどうかを確認する作業)を独自のシステムによって行うことにより、作業時間を短縮しています。

 

よって、ビットコインの場合には平均約10分かかる検証作業を、わずか数秒で行うことができます。従って、リップルで送金を行えば、ビットコインよりも送金に係る時間が非常に短くなるというメリットが生まれます。また、リップルには、ブリッジ通貨としての機能が強化されています。

 

ブリッジ通貨とは、例えば、A国の通貨とB国の通貨を交換する場合に、直接A国通貨とB国通貨を交換せず、A国通貨をX通貨に、B国通貨をX通貨にそれぞれ交換して、A国通貨とB国通貨をX通貨を介して(橋渡しにして)交換する場合の、X通貨のことをいいます。

 

ブリッジ通貨は、以前はドルでしたが、リップルも全世界共通の通貨なので、リップルもブリッジ通貨として利用可能です。そして、リップルはこのブリッジ通貨としての機能を強化してありますので、リップルを使えば、国際間の通貨交換がよりスムーズに行えるというメリットが生まれます。

リップルを手に入れるにはどうするか

リップルを手に入れるには、以下の3つの方法があります。

 

  1. リップル取引所で円やビットコインでリップルを購入する
  2. 誰かにリップルを譲ってもらう
  3. マイニングを行う

 

なお、マイニングについては、ビットコインでは、過去のビットコイン取引記録に新しいビットコインの取引記録を繋ぐ作業を行えば、その報酬としてビットコインが支給されるので、その作業がマイニングとなりました。

 

しかし、リップルは、難病の治療法等の研究開発に貢献した場合にその報酬として支給されるので、そういった社会貢献活動を行うことがマイニングとなります。

日本のリップル交換所について

日本でリップル取引を行うには、日本のリップル交換所にリップルアドレスを取得し、リップル口座を開設する必要があります。

 

日本で利用可能なリップル交換所は、以下のとおりです。

 

  1. 東京JPY発行所
  2. リップレックス有限責任事業組合
  3. 株式会社クリフテッドボルト
  4. セントラル24有限責任事業組合
  5. デジタルゲートジャパン株式会社

 

なお、初めてリップル取引をしようとされる方によっては、日本リップルビジネスアソシエーション(IRBA)公認の東京JPY発行所を利用することがお勧めです。

 

リップル交換所には、リップル・トレード・ジャパンのように破たんして突然取引停止になるところもありますから、交換所を選ぶ際には、信頼できる会社であるかをよく見極めなくてはなりません。

 

リップルはどんな歴史を持っているか

リップルの歴史は次のとおりとなります。

 

2004年 カナダのプログラマー、ライアン・フッガーがリップルを考案しました。

 

2005年 リップルプロジェクトを実現するために、ライアン・フッカーが、リップル・コム社を設立しました。

 

2012年8月 ライアン・フッガーがクリス・ラッセンに、リップル・プロジェクトの指揮権を譲渡し、同年9月にクリス・ラッセンのチームがOpenCoin社を設立しました。

 

2013年5月 グーグル社等が、OpenCoin社に150万ドルを出資しました。

 

2013年9月 OpenCoin社がRippleInc.(以下リップル社といいます。)社に社名を変更しました。

 

2015年10月 オランダのラボ銀行、アメリカのバンクオブアメリカ・メリルリンチ、オーストリアのウエストパック銀行がリップルの採用を決めました。

 

2016年1月 日本のSBIホールディングスが、リップル社に出資を行いました。

 

2016年5月 SBIホールディングスとリップル社の合弁会社、SBI Ripple Asiaが設立されました。

 

リップル社の歴史を見ると、リップルが決済・送金機能を重視したデジタル通貨であることを反映して、リップルと金融機関の繋がりが強いことが明らかになります。

 

 

デジタル通貨革命の主役はリップルか

最近世間をにぎわしているデジタル通貨革命の主役は、ビットコインではなくリップルだという方もいらっしゃいます。創設者が分からないビットコインよりも、誰が創設者かはっきりしているリップルの方はが、なんとなく安心ができます。

 

市場規模はビットコインの方がはるかに大きいですが、デジタル通貨市場は急速に発展するため、リップルの市場規模がビットコインを追い抜く日もそう遠くないかもしれません。しかし、リップルがビットコインを淘汰するようなことはないようです。

 

その理由は、リップルが主に金融機関同士の決済手段として使われ、ビットコインが主に家庭用の決済手段として使われるというように、ユーザーの住み分けが行われているからです。

 
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