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更新日:2018/01/05

ビットコインナーの間で使われる「GOX」という言葉について

ビットコインナーの間で使われている「GOX」という言葉について

ビットコインナーの間では、GOXするという言葉が流行っています。

 

では、このGOXすると言う言葉には、どんな意味があるのでしょうか。以下で解説します。

 

GOXするとはどういう意味か

GOXするの語源は、2014年2月に東京に本拠を置くビットコイン取引所Mt.Goxが、ハッカー被害によって75万BTC(約479億円)のビットコインを引き出されて破たんした事件です。

 

Mt.Goxの破たん事件で、事件当時、Mt.Goxにビットコインを預けていた人は、突然、預けていたビットコインが消滅するという被害を被りました。

 

よって、「GOX」するという言葉の意味は、ビットコイン取引所がハッカーの不正アクセス等によってビットコインを消失した結果、ビットコイン取引所の利用者がビットコインを突然失うことをいいます。
(詳細は、ビットコインについて〜コラム〜「マウントゴックスの破たんとは」)

ビットコイン取引所は頻繁に「GOX」する

ビットコイン取引所「Mt.Gox」は、2014年2月の事件の結果、倒産し、現在は営業を行っていません。

 

しかし、現在、世界中に多数のビットコイン取引所が存在しますが、その取引所がハッカーによる攻撃で利用者から預かっているビットコインを勝手に引き出されて、その利用者がビットコインを突然失う「GOX」は、頻繁に起こります。

 

2016年8月にも、香港にあるビットコイン取引所「ビット・フィネック」が、ハッカー攻撃で約12万BTC(約78億円)のビットコインを失うという「GOX」が発生しました。

 

ビットコインを利用する上で、取引所が頻繁に「GOX」するということは、必ず覚えなくてはなりません
(詳細は「ビットコインに対するサイバー攻撃・ビットコイン取引所もハッカーに狙われる」)

「GOX」から身を守るためにはどうするか

ビットコインを保管するには、2つの方法が存在します。

 

1つは、ビットコイン取引所に口座を開設して、その口座にビットコインを保存する方法です。もう1つは、ビットコイン・ウォレットを設けて、そのウォレットにビットコインを保存する方法です。

 

後者のビットコイン・ウォレットには様々な種類がありますが、その中で一番身近なな方法は、ビットコインのウォレット・アプリを、ユーザーのパソコイにインストールして、ユーザーのパソコン内にウォレットも設ける方法です。

 

「GOX」による被害から身を守るためには、ビットコイン取引所にビットコインを預けなければよいわけですから、ビットコインをビットコイン・ウォレットに保管すればよいことになります。

 

なお、銀行が破たんしたケースでは、ペイオフ制度により1人につき最高で1,000万円までの補償を受けることができます。

 

しかし、ビットコイン取引所がGoxした場合には、Goxにより失ったビットコインの補償を受けることは、ほとんどできません。

 

ビットコイン・ウォレットも、ハッカーによる攻撃によってビットコインが不正に引き出されることもありますが、取引量が少ないため、大量のビットコインを取り扱う取引所と比較すれば、安全です。

 

いずれにしても、Goxによる被害に遭わないためには、ビットコインの保存は、取引所ではなく、できるだけウォレットで行う必要があります。

ビットコインには投資詐欺も要注意

GOXの語源であるMt.Gox事件は、当初は、ビットコイン取引所「マウントゴックス」が、ハッカーによる不正アクセスでビットコインを消失したと報道されました。

 

しかし、その後の捜査で、確かに、この事件で消失したビットコインの一部は、ハッカー被害によるものでしたが、その被害の大部分は、マウントゴックスの事件当時の社長マルク・カルプレイスによる詐欺によるものでした。

 

すなわち、マルク・カルプレイスが、顧客から預かっていたビットコインを勝手に自分の口座に送金し、そのために消失したビットコインを、ハッカー被害だと嘘の報告をし、ビットコインをだまし取っていたのでした。

 

また、2015年2月には、香港のビットコイン取引所「マイコイン」が突然取引停止となり、「マイコイン」に出資していた約3千人の出資金(約460億円)が失われました。

 

この事件は、ビットコインがハッカーの不正引き出しによって失われたのではなく、ビットコイン投資をうたって資金を集めた者が、ビットコイン投資を行わずに、集めた金を持って夜逃げした典型的な投資詐欺事件です。

 

GOXは、ハッカー被害でビットコインが不正に引き出されてビットコイン取引所が倒産し、そのビットコイン取引所の利用者がビットコインを失うことを意味します。

 

しかし、マウントゴックス事件の真相や、マイコイン事件のように、ハッカー被害ではなく、ビットコインが儲かることを利用した、従来からの投資詐欺事件も頻発します。

 

よって、これからビットコインを始めようとされる方にとっては、ハッカー対策も重要ですが、投資詐欺にも十分に気を付ける必要があります。

 

ビットコインは、2009年に初めて運用が開始された時点では、1BTCはほとんどゼロ円でしたが、2017年1月9日現在では、1BTC=約105,450円となるなど、爆発的にその価値が上昇しています。

 

よって、ビットコイン投資は儲かるというイメージが定着しています。しかし、投資に詐欺はつきものなので、そのイメージを悪用した投資詐欺話は、間違いなく、手を変え品を変え、次から次への出てきます。

 

これを防ぐには、ビットコイン投資を自ら行うか、他人に投資を依頼する場合には、投資先を信頼のおける大手の投資会社に限定するなどの対策が必要になります。

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