更新日:2018/04/16
ビットコインに対して投資するにはどうすれば良い!?
ビットコインは決済手段として非常に便利なツールですが、市場価額を持ちますから、投資の対象とすることができます。
では、ビットコインに対する投資はどのようにして行うのでしょうか。以下で解説します。
ビットコインに投資をする方法について
ビットコインにと投資することは、そんなに難しいことではありません。ビットコイン取引所に口座を開設すると、ビットコインの売買ができるようになります。
ビットコインの投資を行う場合には、ビットコインの相場が安い時に買い、高くなったら売るだけです。
なお、取引口座でビットコイン取引を行う場合には、取引総額の0.6%程度の手数料を徴収されますので、投資による損益を計算する際は、その手数料を考慮しなくてはなりません。
ビットコインの価格の推移について
ビットコインは、2008年10月に中本哲史を名乗る人物がインターネット上に原稿を投稿したことから始まりました。
その後、その趣旨に賛同するプログラマーが集い、2009年1月に、ビットコインの理論を実践するソフトウェアがネット上で公開され、同年5月に最初の取引が行われました。
それから約1年後の2010年2月に、最初のビットコイン取引所が設立され、2010年5月に現実世界で最初のビットコイン取引が行われました。取引当初は、ビットコインの価値はほぼ0円でした。
しかし、ビットコイン取引の拡大に伴い、ビットコインの価額は上昇し、2013年1月には1ビットコイン(BTC)=約20ドル、同年11月には1BTC=約850ドルになりました。
円ドルレートを1ドル=100円とすると、2013年1月には1BTC=約2,000円、同年11月には1BTC=85,000円となります。(2016年11月現在で1BTC=約75,000円)
よって、2010年5月頃のほとんど価値を有しないビットコインを保有していた人は、現在では、1BTCあたり75,000円の利益を獲得したことになります。
ビットコイン投資の基本について
投資の基本は安く買って高く売るです。
2016年10月1日時点のレートは1BTC=615でしたが、2016年10月29日時点のレートは、BTC=715ドルとなっています。1ドル=100円として計算すると、10月1日時点で615,000円を6,150ドルと交換し、そのドルで10BTCのビットコインを購入します。
為替レートが変わらないとすると、10月29日に10BTCを売れば、715ドルが手に入り、それを円と交換すると、715,000円が手に入ります。この投資によって、1か月間で10万円の利益を獲得できます。
この利ザヤであれば、手元に資金がなくても銀行から融資を受けて投資を行い、投資後に、利息と元本を銀行に返却しても十分に割に合います。
バブル期に行うビットコイン投資は危険
現在、ビットコイン市場はバブル期にあるといいます。バブル期とは、発行総量や取引の実情や計算される理論的なビットコインの評価額よりも、市場価額が異常に高い状態をいいます。
この時期の市場価額は、バブルがはじけると急落します。将来的にビットコインの急落が予想される時期にビットコインを購入すると、将来的に大損する可能性があります。
よってバブル期にある現在は、ビットコイン投資には向かい時期といえます。