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更新日:2018/04/16

仮想通貨詐欺の基本は、自販機に入れた百円玉がかえらない

仮想通貨詐欺の基本は、自販機に入れた百円玉がかえらない

ジュースを買おうと思って、100円玉を自販機に入れた瞬間、ジュースが出てこないで、自販機が消えてしまった場面を想像してみましょう。

 

ビットコイン投資詐欺も同様です。高いリターンを当てにして、元手であるビットコインを、サイトの指定するビットコイン・アドレスに送金した瞬間、サイトが消えます。

 

IT技術の最先端をいくビットコインの詐欺は極めて複雑化ですが、詐欺の基本的な仕組みは、非常に簡単です。

 

仮想通貨を使ったICOが空前のブームを迎えているが

仮想通貨を使って企業が事業資金を集めるICO(イニシャル:コイン:オファリング)は、現在、アメリカを中心として、空前のブームを迎えています。

 

日本でも、最近、ソーシャルメディア「ALIS」がICOを実施し、わずか4分間で1億円相当の資金を調達したことで話題となりました。

 

現在(2017年9月18日)は、仮想通貨投資としては、ICOが注目を集めています。ICOには、健全なものも多く含まれています。

 

しかし、必ず、このICOブームに乗って、ICOを利用した投資詐欺が出てくるでしょう。

 

現在は、ICOが始まって日が浅いので、大規模なICO詐欺のニュースは聞こえてきませんが、過去にビットコインに起こったことを考えると、詐欺事件が発生することは確実です。

ビットコインHYIPは、6ヵ月でほとんどのサイトが消滅した

さて、2016年末から2017年初頭にかけては、ビットコインHYIPが注目を集めていました。

 

ビットコインHYIPとは、誰かに一定量のビットコインを渡すと、一定期間後に、別の誰かから、先に渡したビットコインに利息を加算したものを受け取れるというものです。

 

ビットコインHYIPは、2017年初頭には、10〜20程度のサイトが存在しましたが、半年が経過した2017年6月頃には、そのうちの大半が消滅しています

 

今から考えると、ビットコインHYIPのほとんどは、昔からある古典的な詐欺である「ねずみ講」の仕組みをビットコインに応用しただけの話です。

 

しかし、ビットコインHYIPが日本に登場した直後は、その高い利息に目を奪われて、ビットコインHYIPが「ねずみ講」であるという意見は目立ちませんでした。

 

その6か月後には、大半のHYIPが消えていますから、ビットコインHYIPが「ねずみ講」であるという意見は、正しかったことになります。

仮想通貨詐欺の基本は非常に簡単

ビットコインHYIPも、今後出現するであろうICO詐欺も、基本は非常に簡単です。

 

自動販売機でジュースを買おうとして、100円玉を入れても、ジュースが出てこないことがあります。

 

自動販売機の場合には、そういったケースでは、単に故障していることが多いので、自販機の管理者に電話をすれば、投入した100円玉を返してもらえます。

 

万が一、わざと故障させて100円玉をだまし取るつもりでも、自販機の所有者はすぐ割り出せますから、犯人がすぐに逮捕されます。

 

ビットコインの場合、サイトにある運営者のビットコイン・アドレスに一度ビットコインを振り込むと、それが詐欺の場合、自販機とは異なり、ビットコインは戻ってきません

 

普通の会社であれば、住所や電話番号があるので、詐欺に引っかかったと思ったら、その住所に問い合わせることもできるし、警察の捜査も容易です。

 

仮に、詐欺会社が夜逃げをしても、前の住所から、比較的簡単に、夜逃げ先を突き止めることができます。

 

しかし、ビットコイン詐欺のサイトの運営者は、メールアドレスやドメインしか分かりません。

 

メールアドレスやドメインだけでは、運営者がどこに住んでいるのかが分からないので、被害者や警察が探しようがありません。

匿名で利用できるビットコインは、詐欺犯に利用されやすい

従来型の詐欺の場合、犯人が詐欺によって獲得した資金を、銀行口座に振り込ませるケースが多くなります。

 

現在、銀行口座を開設する際には、本人確認を行いますから、架空名義で銀行口座を開設することができなくなっています。

 

口座の名義人がはっきりすると、詐欺によって獲得された資金が振込まれた口座を手掛かりに、犯人を割り出すことができます。

 

一方、ビットコインの場合には、誰もが匿名で口座(ビットコイン・ウォレット)を開設できます。

 

よって、被害者や警察は、詐欺によって獲得された資金が振込まれたビットコイン・アドレスから、犯人を割り出すことができません

ビットコイン詐欺を消える自販機に例えると

ビットコイン詐欺を、自販機の例に例えると、100円玉を入れてジュースを選択するボタンを押そうとした瞬間、突然、自販機が消えるようなものです。

 

レッカー車が来て、自販機を移動させるのであれば、まだまだ100円玉を取り戻す余地はありますが、突然消えるので、手の施しようがありません。

 

ビットコインのサイトが、以下にも儲かりそうに投資内容を説明するのは、詐欺目的で接しされた自販機に、おいしそうなジュース類を数多く並べるのと似ています。

 

この100円玉を入れた瞬間に消える自販機が、至る所に、現れて自は消えるように、ビットコインサイトも、インターネット空間に、現れては消えるのを繰り返します。

ビットコイン投資詐欺のからくり

ただし、ビットコイン詐欺のからくりは、自販機を利用した詐欺と比較して、多少手が込んでいます。

 

例えば、投資詐欺の場合、最初の2、3回は、宣伝にある通りの配当を支払います。しかし、実際に配当が行われるのは、最初だけで、すぐに、配当停止に陥ります。

 

例えば、2年間にわたり、1か月に1回、合計24回の配当を行うますというビットコイン詐欺があったとすれば、配当を行うのは最初の2、3回です。

 

それ以降は、配当停止とし、その後、サイト自体をアクセス不能とします。

 

投資詐欺が、いきなり配当停止とするのではなく、2、3回配当をしてから配当停止とするのは、いきなり配当停止とすると、明らかに詐欺であることがばれます。

 

しかし、2、3回配当を行ってから配当停止とすると、配当原資が不足したから配当停止となったという外観を作り出すことができ、目くらましができるからです。

 

本当に配当原資が不足したから配当停止になったと投資家が思ってくれれば、詐欺犯は大喜びです。

 

しかし、冷静に考えると、いきなりではなく時間をおいてからの配当停止は、詐欺であることがばれないようにする、めくらましであることが分かります

詐欺に引っかかって送ってしまったビットコインは100%戻らない

缶ジュースの自販機も、各メーカーが競って、カラフルでおいしそうなジュースを並べて、お客さんを引き付けようとしています。

 

しかし、お金を入れた瞬間に、自販機が消えて、ジュースは買えない、お金は戻ってこない、という状況を想像してみましょう。ビットコイン詐欺も、同様です。

 

詐欺サイトは、あらゆる手を使って、ビットコイン投資が儲かることを説明して、サイトのビットコイン・アドレスに、投資家のビットコインを送金させようとしてきます。

 

しかし、ビットコインを送金した瞬間、サイトが消えます。投資家は、サイトの宣伝にある儲けを手に入れることはできないだけでなく、元本も失います。

 

詐欺サイトに一度送金すると、ほぼ100%、送金したビットコインは戻ってきません。

 

従って、送金する前に、そのサイトが本当に信頼できるサイトかどうかを、繰り返し、確認する必要があります

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