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ビットコインと国債のデフォルト(債務不履行)について

ビットコインと国債のデフォルト(債務不履行)について

2008年にナカモトサトシを名乗る人物によって提唱されたビットコインは、わずか7年後の2015年には、ユーザー数約1,276万人、ビットコイン対応のATMが536台と、急速に成長しました。また、2016年のビットコインの市場規模は1兆1,700億円となっています。

 

中央銀行のような運営者がいないお金(通貨)は考えられない、インターネット上のデジタルデータのみで構成される通貨などあり得ない、という多数の声に関わらず、ビットコインは驚異的な発見を遂げました。

 

しかし、それは、中央政府の管理するお金に対する人々の不安の反映でもあります。そして、中央銀行の管理するお金の欠陥の1つに、国債のデフォルトがあります。そこで、以下では、この国債のデフォルトについて解説します。

 

国債のデフォルトとは

国債とは国の借金のことを言います。そして、国債のデフォルトとは、政府が、国の借金である国債の債務不履行を宣言することを言います。

 

会社でいえば、会社がその借金の債務不履行を宣言すれば倒産となりますから、国債の債務不履行は、政府の倒産(破産)を意味します。

 

政府によって債務不履行が宣言されると、その国の国債を購入する人は誰もいなくなり、国債価額は暴落します。

 

また、政府が国債の債務不履行を宣言しているわけですから、満期まで国債を持っていても、お金が返ってくるわけではないので、結局、国債はただの紙切れになります。よって、国債を持っている人は、大損をします。

 

国債は通貨で構成されますから、国債が紙切れになるということは、お金(紙幣)が紙切れになることと結局は同じことになります

世界中で度々起こるデフォルト

1945年以降、政府の債務不履行を経験した国は世界60か国に上ります。特に、中南米やアフリカのような、経済的に豊かではない国々にデフォルトは起こりやすい傾向があります。

 

先進国においては、第2次世界大戦直後を除くと、デフォルトはほとんど起こっていませんが、日本では1946年から1952年の間にデフォルトを1回経験しています。(詳細は⇒www.world401.com/saiken/default.html)

 

デフォルトがあるたびに、国の借金である国債の全部又は一部が帳消しされるわけですから、国債所有者は実質的には財産を没収されます

ビットコインで資産を持った方がよい場合

日本のような国債の債務不履行がめったに起こらない国では、通貨の信頼性は比較的高いと言え、資産を通貨(日本円)で持つよりもビットコインで持った方が安心だということはないかもしれません。

 

しかし、頻繁に国債のデフォルトを起こすアフリカや中南米の国では、資産を、その国の通貨で資産を持つよりも、ビットコインで持った方が安全だと言えます。

 

いずれにしても、実に多くに国々が国債のデフォルトを経験しており、このことから、国家が管理する通貨が絶対安心だということは、1つの幻想にすぎないことは明白です。

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