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ビットコイン投資「ハイプ」の種類と利率

ビットコイン投資「ハイプ」の種類と利率

日本は、高リターンのビットコイン投資に対する関心が非常に高い国です。しかし、この高リターンのビットコイン投資話には、確実に、相当数の詐欺話が紛れ込んでいます。

 

そこで、以下では、ビットコイン投資の種類を纏めるとともに、ビットコイン投資詐欺に引っかからないようにするための必要な情報を解説します。

 

ビットコイン投資「ハイプ」の種類

ビットコイン投資「ハイプ」には様々な種類があります。

 

例を上げると、以下のようなものがあります。

 

 

マイニングに投資するもの

会員から集めたビットコインを使って運営者がマイニングを行い、マイニングによって獲得したビットコインの一部を、運営者から会員に分配するという投資の方法です。

 

現在のマイニングは非常に複雑化しているため、大型コンピューターが何十台も必要となっており、そのため、マイニングには膨大な資金が必要です。

 

その為に、多くの会員(投資家)からビットコインを集め、それを使って大型コンピューターを購入し、プログラマーを雇い、大規模なマイニングを行い、それによって獲得したビットコインを会員に分配するという投資が成り立ちます。

 

なお、この方法を用いるハイプの銘柄には「ビットクラブ」があります。

 

ビットコインやその他のアルトコインに投資するもの

会員から集めたビットコインを、運営者がビットコインに投資して利益を上げ、その利益を会員に分配するという投資の方法です。

 

ビットコイン投資は、会員が直接行う方法もありますが、投資家がビットコインを投資の専門家である運営者に預けて、その運営者を通じてビットコインを投資を行い、その利益配分を受けた方が、多くの利益を確保できる場合もあります。

 

なお、この方法を用いるハイプの銘柄には日本企業が運営する「BIT365」があります。

 

スポーツくじに投資するもの

会員から集めたビットココインを、サッカーくじなどのスポーツくじに投資して懸賞金を集め、その懸賞金の一部を会員に分配するという投資の方法です。

 

この方法を用いるハイプの銘柄には「D9Club」があります。

 

投資方法が公開されていないもの

会員に配分する利益を確保する方法について公開していないということは、新規の会員が支払った入会金や初回の投資金額を、既存の会員の配当金に当てる可能性が高く、詐欺だと考えた方が間違いありません。

 

永久に新規会員を確保すること等不可能ですので、いずれ新規会員の確保ができなくなれば、既存の会員に対する配当ができなくなり、崩壊するシステムとなります。

 

なお、この手の団体は、運営者も匿名であることが多く、運営者も匿名で、会員から集めたビットコインの運用方法も非公開、それでいて、やたらに高利回りを謳っているようなものは、詐欺と考えて間違いありません。

 

ビットコイン投資「ハイプ」の利率について

ビットクラブの年率は12〜220%

ビットコイン投資のうち、マイニングを活用したビットコイン投資を行う「ビットクラブ」の利回り(リターン)は、年率12%〜220%となっています。

 

ビットコイン市場が今後も成長を続けることが予想されることを考えると、マイニングに対する需要も減ることはないと考えられるし、年率12%〜220%という利回りも、やたらに高すぎるというわけでなないため、この方法は、その他の方法と比較すると、低リスクの方法だということができます。

 

BIT365の年率は360%

次に、会員から集めたビットコインを、運営団体がビットコインに投資して利益を上げ、その利益を会員に配分する「BIT365」のリターンは年率360%です。

 

この方法は、従来からある投資信託をビットコインに応用しただけですので、その点に関しては、問題は少なく、比較的安心できると言えます。

 

問題となるリターン

しかし、問題はリターンです。2015年10月に中国で誕生したビットコインを取り扱う金融サービス会社bitbankに、ビットコインを1年間預けると年7%〜12%の利息がつきます。

 

年7%〜12%という水準は、日本円の定期預金に付く利率と比較すると非常に高い水準ですが、ビットコイン相場の成長率を考えると、この水準は妥当な水準と言えます。

 

bitbankも、投資家から預かったビットコインを投資の専門家がビットコインやその他のアルトコインに投資し、その利益を投資家に配分します。

 

その際のレートが年7%〜12%である、つまり、投資のプロが運用しても年12%の配当を実現するのが精一杯なのに、どうやってBIT365は年360%の利率を確保するのでしょうか。

 

なお、会員から集めたビットコインで、公開前のアルトコインを先行購入し、公開後、そのアルトコインの価値が急上昇した場合には、莫大な利益が生まれますので、高利率の配当金の支払いが可能となる場合もありますが、投資したアルトコインの市場価額が公開後、思うように上昇せず、反対に、損失を被る場合もあります。

 

そういった可能性も含めて、bitbankが年率7%〜12%の利率を謳っているわけですから、アルトコイン先行投資を行えば、年率360%の配当を行うための利益が確保できるという話にはなりません。

 

投資方法を後悔していない団体よりは信頼できるが安心とは程遠い

このことを考えると、BIT365は、投資の方法を公開していることに関しては、それを公開していない団体よりは信頼できるが、謳っている年利率が非常識な水準であり、安心して投資できる団体とは到底言えないということになります。

 

3番目に、スポーツくじを活用したビットコイン投資を行う「D9Club」のリターンは、約53%〜約302%となっています。

 

この方法は、スポーツくじに対する投資という会員から集めたビットコインの運用方法を明確に表示している分、それを表示していないものと比較して信頼性が高いと言えますが、サッカーくじの運用で年率302%のリターンを達成することは不可能に近く、その意味で少し怪しいと言えます。

 

D9Clubの会員は毎月50ドルの受講料が発生

また、「D9Club」に限って言えば、会員となると毎月50ドル(1ドル=100円として約5,000円程度)の受講料が発生します。

 

「D9Club」は、一応、スポーツくじを運用できるスポーツトレーダーのオンライン養成スクールという形態をとり、その養成プログラムを会員の紹介によって広めて(販売して)いくという、マルチレベルマーケッティング(MLM)の1つです。

 

この会員とならないと、ビットコイン投資は行えませんが、もし仮に、「D9Club」がビットコイン詐欺であった場合、MLMという形態をとることが、「D9Club」が詐欺であることを隠すカモフラージュであることは間違いないので、安易に信用はできません。

 

この投資方法はハイリスクと言える

どんなに賭け事が上手でも、サッカーくじで年率300%超のリターンを確保することは至難の業であることと、投資団体なのに、スポーツトレーダーのオンライン養成スクールという奇妙な仕組みを採用していることを考えると、この投資もハイリスクだと言えます。

 

最後に、会員から集めたビットコインをどのように運用するかを明らかにしないタイプのものについて考えますが、この手の運営者のほとんどは、日利1%や月利30%(年換算で360%)という途方もない高い利率を謳っています。

常識外の高利率の配当を実現する唯一の方法とは

そうすると、どのようにしてそのような高利率の配当を実現するのかという疑問が当然出てきますが、そのような高配当を実現手段が1つだけ存在します。

 

それは、次々に新しい会員を勧誘し、その会員か支払った入会金や初回の投資額の全額を既存会員の配当金に回すことです。

 

この方法だと、新規会員が勧誘できる内は、どんな高率の配当金も可能ですが、集めた資金をきちんと運用して配当を支払っていないと、そのうち、怪しいという噂が立ち、新規会員が途絶えると、たちまち配当ができなくなります。

 

配当が止まると、会員が一斉に運営者に預けていたビットコインを引き出し、あっという間に、システムは崩壊し、多くの会員が配当どころか元本も失います。

 

要するに、集めたビットコインの運用方法を開示しないで、高いリターンを謳っているものは、高リスクというよりも、ほとんど詐欺と思って間違いありません

 

なお、収益モデルを開示しているハイプでも、ハイプを勧誘する際に提示する高利率を実現できる投資運用先はほとんどなく、仮にそういう運用先があるとすれば、ハイプの募集などは行わず、銀行などから融資を受けて投資を行うはずなので、収益モデルの開示は、詐欺を否定する明確な根拠にはなりません。

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