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スマートコントラクトでビットコイン他、仮想通貨の市場規模は一挙に拡大

スマートコントラクトでビットコイン(仮想通貨)の市場規模は一挙に拡大

スマートコントラクトは、契約の自動化とか、プログラム型契約などと訳されますが、端的に言うと、売買契約などの契約そのものを、ビットコインなどで利用されているブロックチェーンの技術を用いて管理することです。

 

スマートコントラクトが活発化すれば、仮想通貨の市場規模は一気に拡大すると言われています。

 

スマートコントラクトとは

スマートコントラクトとは、プログラム化して自動的に実行できる契約のことをいいます。

 

例えば、レンタカーの自動運転装置に、1,000円が投入されれば1時間走行するというプログラムされていたとします。

 

この場合、3,000円を投入すれば、レンタカーは3時間走行した時点でエンジンにロックがかかって、自動的に停止します。

 

また、料金を支払うと自動的に音楽配信が行われる仕組みや、通信販売の際に、商品の到着と同時に、自動的に料金が支払われる仕組みもスマートコントラクトに該当します。

 

現在、ビットコイン等の仮想通貨の主要な役割は、商品等を売買する際の支払い手段ですが、最近は、仮想通貨の本来の役割に加えて、このスマートコントラクトの機能を付加しようとする動きが活発になっています。

スマートコントラクトとIoT

現在、仮想通貨の市場規模は10兆円程度と言われています。しかし、仮想通貨にスマートコントラクトの機能が加わると、仮想通貨の流通量はますます増大し、最終的には、67兆円まで拡大すると言われています。
(詳細は⇒news.mynavi.jp ? 企業IT ? 情報システム)

 

最近、IoT(モノのインターネット)という言葉をよく聞きます。これは、今までは、主にパソコンに接続されていたインターネットを、自動車、オーディオ機器、テレビなどの「モノ」に接続するというものです。

 

IoTにより、センサーと通信機能をもった「モノ」が収集した情報を、インターネットを介して、様々な場所で活用することができるようになります。

 

IoTによって、「モノ」の遠隔操作や、離れた場所から「モノ」の状態を知ることができるようになります。

 

IoTに、スマートコントラクトが結びつくと、契約、支払い、「モノ」の活用によるサービスが、すべて、インターネット上のブロックチェーンによって分散的に一括して運用できるようになり、超自動化社会が実現します。

 

スマートコントラクトの考え方

お金の本質は信用です。1万円札の製造原価は4円程度と言われています。従って、1万円札のうち、9,996円は信用で成り立っています。言い換えると、1万円札の大部分は情報で構成されていると言えるでしょう。

 

ビットコインは、ブロックチェーンというネット上の分散管理型の台帳に取引記録を記録するという仕組みによって、お金を完全に情報に変換し、

 

お金を紙や金属という物理的実体から切り離し、また、政府という中央管理者からも切り離しました。

 

ビットコインは想像以上の成功を収めましたが、ビットコインの成功により、今度は、貨幣以外のものについても、「情報」に変換できれば、ブロックチェーンによって管理できるのではないか、との発想が生まれました。

 

そこで、まず、貨幣以外の資産を情報化して、ブロックチェーン上で管理するという「スマートプロパティ」が生まれました。

 

次に、情報化した資産の処理(契約)も情報化して、ブロックチェーン上で管理するという考え方が生まれました。そして、これが「スマートコントラクト」です。

スマートコントラクトの具体的な例

ビットコインで商品を購入する場合、買主から売主にビットコインを送金すると、売主から買主にビットコインが送金されます。その際、ビットコインは単なる支払い手段であって、ビットコインは売買契約とは無関係です。

 

次に、以下のような契約があったとします。

  1. AはBに対して自動車を2017年○月○日までに引き渡す
  2. BがAから自動車の引き渡しを受けた場合、Bは引き渡し完了の情報を送信する
  3. Bから引き渡し完了の情報があった場合、代金が支払われる。

スマートコントラクトは、この売買契約の全てを情報化して、ブロックチェーンで管理します。よって、AからBへの自動車の引き渡しが記録された場合には、BからAに仮想通貨が送金されます。

 

自動車の売買契約の締結、引き渡し、代金の支払いの売買プロセスの全てがブロックチェーン上で記録され、コンピュータープログラムによって自動化されて運用されるのが、スマートコントラクトの大きな特徴です。

 

スマートコントラクトは、ビットコインと同じように、中央管理者がいないため、仲介者に支払う手数料がない分、コストが割安になります。また、ブロックチェーンの技術を利用するため、取引データの改ざんリスクも抑えられます。

スマートコントラクトとイサーリアム

スマートコントラクトを実現すべく開発された仮想通貨がイサーリアムです。

 

仮想通貨といえばビットコインが代表格ですが、イサーリアムは、ビットコインの技術を応用し、代金の決済を含む契約全体をブロックチェーンで管理することを目的としています。

 

ビットコインは予想外の発展を遂げていますが、イサーリアムは、スマートコントラクトの状況次第では、ビットコインを超える仮想通貨になる可能性を秘めています。

 

2017年6月現在、ビットコインの時価総額は約4兆4,120億円、イサーリアムの時価総額は約2兆3,534億円で、仮想通貨全体で、ビットコインが第1位、イサーリアムが第2位となっています。

 

いずれにしても、スマートコントラクトのような社会を変えてしまうような可能性を有する技術を有している仮想通貨は、度々暴落することはあるとは思いますが、長期的には、今後も、ますますその価値を上げていくことになるでしょう。

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